ピクチャーレコードを出力する
write は、事前にセットされたフォーマットに基づいて、指定のファイルハンドル FILEHANDLE に整形レコードを出力します。
FILEHANDLE が指定されなければ、通常は STDOUT に出力されます。
しかし、それは select によって変更可能です。
フォーマットは、FILEHANDLE と同じ名前で定義したものが暗黙的に適用されますが、 $~ で明示的に変更することもできます。
次の例は、STDOUT という名前でフォーマットを定義し、整形レコードを STDOUT に出力します。
format STDOUT =
| @<<<<<<< | @||||||| | @>>>>>>> |
"left", "middle", "right"
.
write STDOUT;
上記コードは次のような結果を出力します。
| left | middle | right |
次の例は、$~ を使って、
出力先である STDOUT とは別の名前 (SAMPLE) でフォーマットを明示的に指定しています。
format SAMPLE =
| @<<<<<<< | @||||||| | @>>>>>>> |
"left", "middle", "right"
.
$~ = 'SAMPLE';
write STDOUT;
フォーマットの記述方法は、format の解説、そして、
perlform をご覧ください。
なお、write は、read の対となる関数ではありませんので注意してください。