warn

デバッグ情報を出力する

構文

解説

warn は警告を発しますが、通常は STDERR にその警告を出力します。 出力する内容は LIST に指定された文字列を連結したものです。 warn は引数の LISTdie と同じように扱います。つまり、LIST の末尾に改行が存在しなければ、 メッセージの最後に line 10. のように行番号が付加されます。 末尾に改行がなければ、LIST に指定した通りのメッセージだけが出力されます。

warn 'Warning message';          # "Warning message at sample.pl line 10."
warn 'Warning message', "\n";    # "Warning message"

前述の通り、warn は引数の LISTdie と同じように扱いますが、LIST が空のときの挙動が少し異なります。 もし LIST が空で、かつ、$@ も空なら、 "Warning: Something's wrong" と出力されます。

warn; 
Warning: something's wrong at sample.pl line 10.

LIST が空で、$@ が空でなければ、"\t...caught" が最後に付加されます。

eval { die 'Faital error!'; };
warn;
Faital error! at sample.pl line 12.
        ...caught at sample.pl line 13.