tied

tie された変数の下層のオブジェクトのリファレンスを取得する

構文

解説

tied は、VARIABLE の下層のオブジェクトのリファレンスを返します。 VARIABLE は、もともとは、その変数をパッケージと結びづけるために呼び出した tie によって返された値と同じものです。 もし VARIABLE がパッケージに結びづけられていないなら未定義値を返します。

次のサンプルコードは、tie を使って変数 %dataNDBM_File とバインドし、 %datatied に引き渡しています。 ここでは、tied は NDBM_File のクラスオブジェクトの参照を返します。 その参照先型を ref を使って出力しています。 結果、NDBM_File のクラス名が出力されます。

use Fcntl;
use NDBM_File;
tie my %data, 'NDBM_File', 'sample', O_RDWR | O_CREAT, 0666;
my $obj = tied %data;
print ref($obj), "\n";    # NDBM_File