大文字を小文字に変換する
lc
は、文字列 EXPR
の中の大文字を小文字に変換したものを返します。
EXPR
が指定されなければ $_ が適用されます。
my $str = q(FUTOMI'S CGI CAFÉ);
print lc $str; # futomi's cgi cafÉ
lc
はデフォルトでは A-Z
を a-z
に変換します。
そのため、上記コードに含まれるアクサンテギュが付いた「É」は小文字に変換されません。
ただし、utf8 モードが ON の内部文字列であれば、小文字への変換の対象が広がります。
use utf8;
binmode STDOUT, ":utf8";
my $str = q(FUTOMI'S CGI CAFÉ);
print lc $str; # futomi's cgi café
このように、utf8 モードが ON の内部文字列であれば、 Unicode 仕様に基づいた小文字変換が行われます。 Ⓐ という文字ですら ⓐ に変換されます。