徹底解説HTML5マークアップガイドブック

徹底解説HTML5マークアップガイドブック 表紙

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Web 製作者必修の次世代標準規格を大解剖

 futomiの5冊目の著書が完成しました!Perl/CGI本Ajax本DOM本に続き、今度は HTML5 のマークアップがテーマです。

本書では、広範囲に及ぶ HTML5 のうち、マークアップに特化して、出来る限り詳細に解説しました。デザイナー、ディベロッパーどちらにも必要となるマークアップの基本を、日本語の事情にあわせて説明しています。

HTML4 から規定されていた要素についても、HTML5 で規定し直されました。そのため、本書では、新要素だけでなく、すべての要素を取り扱っています。

著者 羽田野 太巳
ISBN 978-4-7980-2529-2
本体価格 3,150円(税込)
ページ数 576
発売開始日 2010年2月27日
サイズ B5変型判
出版 株式会社 秀和システム
本書紹介ページ

「まえがき」より

HTML5仕様は、あらゆるウェブ・テクノロジーを包含しているため、すべてを1冊では紹介しきれないほど膨大な分量になります。そこで本書では、HTML5の入り口として、まず、マークアップに関するテーマに絞って解説していきます。

HTML5では、数多くの要素や属性が追加されました。また、既存の要素の中には、その用途が変更されたものもあります。そして、用途は変更されていないながらも、その使い方について詳細に規定された要素が数多くあります。

例えば、HTML5ではアクセシビリティの考慮が数多く盛り込まれています。すでに使われてきた要素についても、アクセシビリティを考慮したマークアップが求められています。

ですから、本書では、HTML5で新たに導入された要素だけではなく、HTML5で規定されているすべての要素を細かく解説します。すでに知っている要素だとしても、新たな発見があるでしょう。

なお、HTML5は、まだW3Cでは勧告になっていません。勧告に至っていない仕様に基づいて、それを使うことにためらいを感じる方も多いでしょう。

そういった方は、CSS2.1のことを思いだしてください。ウェブ制作に関わっている方であれば、CSS2.1についてはよくご存じのことでしょう。すでにCSS2.1はウェブ制作の現場ではよく使われています。しかし、2009年12月現在で、CSS2.1は勧告候補になっているものの、まだ勧告に至っていません。つまり、勧告に至っていない仕様に基づいて、すでに何年も前から多くの人が使っているのです。

筆者は、HTML5も同じと考えています。恐らくHTML5が勧告に至るのは、まだ何年も先の話でしょう。しかし、ブラウザーの実装が進めば、使える機能からだけでもウェブ・サイトに導入しても良いと考えています。

ただし筆者は現時点で、すべてのサイトに対してHTML5のマークアップを推奨するつもりはありません。CSS2.1は勧告には至っていないものの、勧告候補です。恐らくCSS2.1は、今後も仕様に変更はほとんど生じないと言っても良いでしょう。しかし、HTML5は、2009年12月現在で、草案の状態です。恐らく2010年はじめにはW3Cで最終草案に至ると思いますが、まだまだ仕様が変更される可能性は否めません。HTML5は、安定性という観点から見れば、CSS2.1には及びません。

したがって、もし、あなたがウェブ制作を本業にしており、あなたのクライアントがHTMLにさほど詳しくないとしたら、そのクライアントに対してHTML5でマークアップしたサイトを納品するのは時期早尚と言えます。仕様が変更されることを承知の上で、クライアントがHTML5のマークアップを要望したのなら問題ありませんが、そのような状況は稀でしょう。

しかし、もし、あなたがサイトを自ら運営しており、自由にHTMLを編集できる立場にあるのであれば、HTML5のマークアップにチャレンジするのも良いでしょう。特に、WordPressといったCSMを使ってサイトを構築している場合は、テンプレート方式となっているため、全ページのマークアップを変更するのも容易です。このような状況であれば、仮にHTML5仕様に変更が生じたとしても、それに対応することができます。

いずれにせよ、HTML5が次世代のHTML標準になるのは間違いありません。早かれ遅かれ、いずれはHTML5でのマークアップが主流となるときが来るでしょう。今すぐに実際に使うかどうかはともかく、今のうちからHTML5でマークアップがどうなるのかを理解しておくことは重要です。本書がHTML5でマークアップの理解の助けになれば幸甚です。

目次

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